ご馳走様は感謝の言葉
毎日
わずかな量しか口にしない 母
食べたいものは ない
それよりも
食べたくない という
フランスではそう言う状況になった時
無理矢理食べさせるのは
虐待になるのだそうだ
聞いてみたいけど
聞けない
最後に何食べたい ?
昔見たグリーンマイルを思い出す
ジョン・コーフィに聞く
彼は オクラ と 言う
オクラは日本名ではなく英語なんじゃ !
びっくりした
それでよく覚えてる (笑)
彼は 子供のころ食べていた
オクラを食べたいという
ある日は 生きてぴちぴちした
カレイをしんちゃんが持って帰ったので
煮付けにして持っていく
久しぶりに 美味しい と 言う
昨日は松江の友達が宍道湖の
見たこともない大きなシジミを送ってくれた
きっと今夜の母はシジミ汁
毎晩
最後の晩餐の気分
本当は 人間
毎晩 最後の晩餐という気持ちで
感謝して食べないといけないんだよね
私の周りの土地で収穫した物
遠くの友達が送ってくれた
食材や調味料
先日 夕食作っていて
これって 全部 友達がくれたものじゃん
と思うと、 ググッときて 泣きそうになった
私はたくさんの人に支えられてる
そう思うと
食も人とのつながりなくして
成り立たないのだ
毎日、
いろんなことを感じて
いろんなことを教えてもらっている
ご馳走様は
遠くの食材を馬を走らせて
手元にやってきたものに対する
感謝の言葉
何一つ 自分だけの力で
収穫したものはない
自分で作った野菜だって
種を取って売ってくれる人がいる
たくさんの人の手によって
自分のもとにやってくる
私も
食べれなくなる日まで
感謝しながらいただこう